高齢者に必要な法律知識/相続・遺言と老後の財産管理

  • 2016.06.24 Friday
  • 11:07

 

 

林を抜けて海へ出る道。歩くときはいつもわくわくします。

 

さて、先日、横浜シニア大学の講座
「高齢者に必要な法律知識/相続・遺言と老後の財産管理」
の講演を港南区と旭区でしてきました。

 

毎年恒例の講演ですが、
新しいトピックスとして、

 

・相続法改正の動き
配偶者の居住権の保護や配偶者の相続分の見直し、

自筆証書遺言の方式の緩和、遺留分制度の見直しなどが検討項目です。
中間試案がまとまり、今後パブリックコメントの実施が予定されています。
ただし、改正の時期、内容ともに未定です。

 

・空き家の譲渡所得の3000万円特別控除
相続開始により空き家となった不動産の処分を進めやすくなります。

 

などのお話をしました。

 

現行法のもとではもちろん、

相続法の改正が実現して現行法による不都合が多少改善されたとしても、
相続人の間で遺産を分ける以上、紛争はなくならないでしょう。

 

財産を残す人が遺言をして、遺産の分け方などを決めておけば、
相続人の間で紛争が起きる可能性はぐっと減り、
また相続人や遺産を調査する手間もかからなくなります。

 

自身のため、家族のために、
全ての人が遺言をすることが理想であるとお話ししました。