保険を使って弁護士費用を支払える場合

  • 2013.08.15 Thursday
  • 13:15


病気やけがなどで病院にかかるとき、健康保険を使うと、
自己負担は一部(多くの場合3割)ですみます。
これにより、費用の心配をあまりせずに医療サービスを受けることができます。
同じように、弁護士の費用の支払いにも保険を使えれば、
より弁護士のサービスを受けやすくなるでしょう。


ここ数年、交通事故事件の依頼にあたり、
自動車保険の弁護士費用特約をお使いになる方が増えています。
これは、弁護士の相談費用や示談交渉、訴訟などの費用が保険で補償されるものです。

自分の保険会社に示談交渉を代行してもらえない(自分の過失がない)場合や、
示談交渉の内容に納得がいかない場合などでは、
弁護士に相談・依頼するとよいと思います。
ただ、弁護士費用がネックになるということはあるでしょう。
特に、軽微な物損事故などで損害額が比較的少ない場合では、
弁護士を頼むと足が出ないか心配されることはあると思います。

このような場合でも、弁護士費用特約が付いていれば、
保険で弁護士費用を支払えるので、費用の心配をせずに相談・依頼ができます。
私がよく見る補償額は、
1事故につき、相談料は10万円、訴訟などは300万円までですので、
ほとんどのケースで、弁護士費用の全額をまかなえるでしょう。


自動車保険の手配を保険代理店任せにしていて、
補償内容をよく知らないという方もいるかと思います。

交通事故事件に遭ったときは、まずは自動車保険の補償内容を確認して、
弁護士費用特約が付いているときはぜひ活用されるとよいでしょう。
また、自動車保険に入ったり、更新するときには、
弁護士費用特約を付けることを検討されたらよいと思います。